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【車】自動車レベル3と免許返納

年寄りが免許返納するのがイケてるような状況ですが、

 

さすが辛坊さん、深い読みです。

 

辛坊治郎が「高齢者の運転免許返納は意味がない」と言う理由(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

辛坊)すでにレベル3の、ほぼ自動運転のような車が全世界で普及が始まっています。日本は国交省や警察庁、経産省の妨害工作でなかなか普及しないけれども、欧米の圧力でレベル3の車が日本国内でも発売されるようになるでしょう。あと3年くらいだと思います。そうすると認知症の方が乗っても、この間の池袋や福岡のような重大事件は起きないのです。しかしレベル3の自動運転のついた車に乗るために、運転免許制度の緩和は日本の規制の状況からすると当分されません。つまり免許を返納してしまうと、安全な車にも乗れなくなってしまいます。

 

レベル3のクルマって、

端的にいうと緊急時以外運転しないクルマです。

なので、運転者としては乗るが、ほぼ自動で目的地まで行けちゃうクルマです。

 

まずは自動運転レベルの各定義のおさらいから。

レベル0(運転自動化なし)運転者が全ての運転操作を実施する
レベル1(運転支援)システムが前後・左右いずれかの車両制御に係る運転操作の一部を行う
レベル2(部分運転自動化)システムが前後・左右両方の車両制御に係る運転操作の一部を行う
レベル3(条件付運転自動化)限定された条件のもとでシステムが全ての運転タスクを実施するが、緊急時などシステムからの要請があれば運転者が操作を行う必要がある
レベル4(高度運転自動化)限定された条件のもとでシステムが全ての運転タスクを実施するが、システムからの要請などに対する応答が不要となる
レベル5(完全運転自動化)限定条件なしにシステムが全ての運転タスクを実施する
自動運転レベル2までの運転主体はあくまで運転者であり、システムは安全運転を支援する装置という位置付けだが、自動運転レベル3になると運転者とシステムが混在して対応することになり、自動運転レベル4からはシステムが運転主体となる。

限定条件下とは言え、システムが主体となり得る自動運転レベル3は、自動運転にとって大きなターニングポイントと言える。

【最新版】自動運転レベル3の定義や導入状況は?日本・世界の現状まとめ | 自動運転ラボ

 

 

レベル3 各社の開発状況

発売済み

アウディ A8

日本含め世界ではレベル3が法律上認められてないので、微妙な扱いです。一応、商品化されてます。公道で実績がなくレベル3を謳うのはのはややズルいですねw

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フォルクスワーゲン(VW)グループのアウディは2017年、世界に先駆けて自動運転レベル3を搭載した量販車「Audi A8」を発売した。自動運転機能「Audi AIトラフィックジャムパイロット」は、時速60キロ以下の高速道路、つまり渋滞時の高速道路という限られた環境下ではあるものの、自律走行できるシステムだ。

同社は自動運転レベル4を搭載したコンセプトモデル「Audi Elaine」もすでに公開しており、量産車の自動運転分野において一歩先行している。

結局、販売されてない。

そんな世界初のレベル3の自動運転がついに現実に……と楽しみにしていた人も多いはずだが、残念ながら日本に導入される新型A8にはいまのところその機能は搭載されていない。それどころか、現時点でアウディAIトラフィックジャムパイロットが搭載されるA8が販売されている国はどこにもないのだ。

目玉機能じゃなかったの!? 新型「アウディA8」のレベル3自動運転はどこへ消えた? - webCG

 

発売予定

トヨタ、日産 2020年

  • トヨタは日本のトップランナーであってほしいですね。
  • 日産は誤魔化さないで歩行者を守るしっかりしたものを開発してほしいですね。

 

テスラ 未定

  • テスラはシステムアップデートでレベルアップが可能としてます。レベル3に対応しているかわかりませんが、期待値は高いです。

電気自動車の開発を手掛けるテスラは、自動運転レベル2を搭載する「モデルX」を販売している。生産するすべての車両に、人が運転するよりも安全性を大幅に向上することができる完全自動運転機能対応のハードウェアを搭載しているが、同社は「完全自動運転機能の実現には各国・地域の認可が必要」としている。レベル3搭載の車両の販売時期については、明確になっていない。

 

ボルボ 2021年 レベル4⁈

  • やはりボルボ、攻めてきます。一気にレベル4なら2021年まで待ちたいですね。

ボルボは2017年発売の「XC60」「VC90」などに自動運転レベル2相当のシステム「パイロットアシスト」を備えた。「2020年までに新しいボルボ車での死亡者や重傷者をゼロにする」というビジョンを掲げている同社は、レベル3については運転主体がドライバーと車双方にまたがることを懸念しており、レベル3をスキップして2021年までにレベル4の実用化を目指すこととしている。

直近ではuberと提携で2020年の早い段階に自動車運転車両を導入

少しデザインがイマイチですが、技術優先は納得です。

 

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ボルボ・カーズとUber、自動運転のための生産車を発表 | VOLVO CAR JAPAN PRESS SITE

 

 

日本政府の動向は

2018年の段階では、2020年にレベル3、2025年にレベル4。このタイムラインでは昨今のクルマ事故に対応できないですし、高齢化社会にも適応出来ません。

世界に先駆けて実現すべきでしょう。

内閣府が2018年4月に発表した「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム研究開発計画」によると、2020年を目途に自動運転レベル3、2025 年を目途に自動運転レベル4の市場化がそれぞれ可能となるよう、研究開発を進めて必要な技術の確立を図るとしている。

2018年12月には警察庁が自動運転社会の到来を見据え、道路交通法の改正案を発表した。自動運転レベル3稼働時に人が運転を交代できることを前提に、スマートフォンや携帯電話の利用のほか、読書をすることなども認める内容だ。2020年前半の施行を目標としている。

 

出典

【最新版】自動運転レベル3の定義や導入状況は?日本・世界の現状まとめ | 自動運転ラボ

 

結局

ボルボリード、テスラがダークホースという感じです。

日本がこの手の技術を、特にイノベーション系に強いとは思えないので、やや心配ですね。政府のサポート必要です。

 

そして、ここで年寄りが免許を返納してしまうと、

2020年、タクシーレベルのクルマに乗って移動することすらできなくなってしまいます。

 

一方で、レベル3のクルマを年寄りが操作できるのかという問題もあると思いますが、、、

 

アナログな感じか、インターフェースの操作は統一規格にするのが良いかもしれませんね。

 

本当ならAppleあたりがクルマ用のOSうぃ出してくれれば人に優しいインターフェースだと思うのですがね!

 

日本の家族構成は核家族であり、年寄りを家族がサポート出来る機会が少なくなっています。

 

家族が年寄りをサポートできないならITに頼るしかないです。

 

免許返納より、

レベル3のクルマを買うまで、

年寄りが乗るクルマを売却した方が良いのでは、、、と思ういました。

 

年寄りらしく免許返納より、ITで年寄りの事故を無くす、スキルを補う、

 

発想を転換転換して技術革新を前進したいですね!

 

ではまた〜